フェアトレードと経済成長の20年

2015年8月7日

藍工房は今年2015年、創業20年になります。中国雲南のペー族の人々とともに、とりわけ李さん一家との交流は一貫して続いています。その李さんのテーラーで、藍工房の手絞り藍染めウエアをつくりつづけてます。変わらぬ藍染の素朴で美しい絞り柄を見て、触れる度に、あの原点の創業の頃を思い出します。

李さん家族は、決して豊かではなく、家も古く、車もなく、私が頼まれるおみやげは、日本の「ばかちょんカメラ」でした。20年前は、彼らにとっては高値の花でした。

李さん一家。息子ハイホン(右)は警察官になった。 左が筆者です。中国人と変わないアジア人なのです。

父のヤンさんがそのカメラを得意げにして首から下げ、何度か、雲南大理の観光地に連れていってくれました。なかでも、三塔寺から中和寺への登山はいい思い出です。標高差は1000mくらいでした。下山の時です、息子のハイホン(当時小学6年生)が、おいおいと涙ながして泣き出したです。「どうしたの?」理由は腹がへったからなのです。私はあきれて笑いました(^o^)。ですが、父のヤンさんは恥ずかしかったようで「おまえは男子なんだから、泣くな!」と叱りました。

あれから、月日は流れ、李さん一家は、自家用車を買い、また一戸建てを新築しました。藍工房とのフェアトレード(搾取しない利益を還元)もありますが、経済成長とくに観光ラッシュで副業の旅館経営も当たり、また父のヤンさんの建築業も繁盛して、大いに財をなしたのです。すごい!中国パワーです。

雲南大理の観光名所「三塔寺」めったにない風がない日に、池が鏡になり反転して塔が映し出される。ステキです。

戦後70年です。歴史認識では物議をかもしてますが、私たちは一貫して変わらぬ経済文化交流と、人と人との交友を続けていきます。微力ですが継続は力なり、これが私たちの日中友好活動です。

「地球に喜びの流れを創り出す」藍工房事業の理念は、母体会社の社名です=㈲グローバル・ストリーム・インターナショナル

父ヤンさんはトヨタの新車を買って得意満面。昆明空港まで迎えに来てくれた。